崩壊地名
いきなりだが最近地名にはまっている
どこにいこうとも地名は付きまとう
なぜこんな地名を付けたんだという疑問が一つや二つあってもおかしくない
なぜここは水関連の地名が多いのか?などあげれば枚挙にいとまがない
地名を自分なりに調べているうちに感じたのだが、どうも地名は、漢字だけで意味をくみ取るというよりかは、昔の人が土地の性格を伝えるためにつけた発音に後から漢字をあててるようなイメージなのだ
昔の人は何を伝えたかったのか そこが気になった
ずばり、災害である 土砂災害 液状化現象
災害大国日本
日本中どこでも災害は起きる
ネットがある現在と違い、大昔は当然のことながら災害が起きてその地域がどうなったかを伝えるすべがない
そこで地名に意味を含めることで我々に伝えているのではないかと思った
さらに調べているうちに、地名には崩壊地名というのがあるようだ
ホカ ホキ ホク ホケ ホコ
で崩壊を発音するような訛りの地名や
山や川などの自然な地名などである
中でも私が興味深いなと思ったのは、地名に植物の名や動物名を付ける場合である
スギ・タケ・モモなどや、ウグイスやウシ、ネコ、ワシなどまったく想像がつかないところから地名にしている
他にも屋敷がならんでるわけでもないのに地名に屋敷がついたり、池もないのに池田などである
ここで地名例を出してみよう
私は関西の人間なので、関西以外は疎いので関西圏でそれらしき地域をピックアップしたい
といっても莫大にあるので、台風や豪雨などによって被害が出た地域の由来を見てみたいと思う
https://mainichi.jp/articles/20180902/k00/00m/040/091000c
ここでは”和歌山県新宮市熊野川町日足”地区があげられているが、台風時によく浸水しているようで、ひたる→浸る→ひたり→日足に転訛したものかといわれている
地元では日当たりの良いところで明るい意味の漢字を意図的にあてたい感情もあるのではないかとも言われている
同じく和歌山の田辺市大塔という地域
オオト(ウ)とは峡谷の深い山峡・海峡などへの入り口→大戸 大藤 大頭 大渡 などあり
さらに田辺市大塔字鮎川
鮎(アユ)→アユ・ク アユ・キ 揺れるの意味で土の締り固まりが悪い場所
鮎・鮎喰・鮎苦・鮎帰などの地名あり
猿(サル)→ズレルからなまったザレル・サレル→サレ・サルと転訛した崖上の地や地崩れ地と言われている
→沙流 猿喰などの地名あり
などと、ほんの一例だが地名の由来などを調べてマップなどで見てみるととても興味深いなと思った
地名は先人からのメッセージということで、ほかにもそういった地名があれば教えてただければうれしい